2025年5月 開催報告

・ご挨拶
2025年5月30日、第94回 CUD 友の会が開催されました。
参加いただいた皆様、ありがとうございました!

・自己紹介(これを書いている人)
CUDO 個人賛助会員の たのすけ です。色覚型は、Da(D弱、2型3色覚)です。
CUD 友の会では、毎回の内容の打ち合わせの準備、進行用スライドのマスタ作成などを行なっています。
時々、司会進行などで表に出てきます。

・内容
2025年5月のカタリバのテーマは、フリーテーマでした。
嬉しいことに、初参加の方が多かったです。
(そのため、運営側、というか、主に私がそこそこテンパってしまい)初参加のみなさんにお話を伺うことが
できなかったように思います。申し訳ないです…これに懲りずに、また参加してもらえるとありがたいです。

さて、今回のCUD友の会で注目だったのは、高校生のグループが学校の探求の時間(いまの学習指導要領のなかには「探求の時間」という自主課題を設定し調査、研究を行い発表するという大学の卒研の高校生版のようなものがあるのです)のなかで、色覚に関するテーマを設定し、小学校での授業、大学での発表を行ったことなどを報告していただきました(CUDO HP参照)。

参加者からその3名の高校生への質疑と、高校生から他の参加者への質問などをしながら進行していきました。
色弱当事者の日常、色覚型の違いによる色の見え方の違いについて、色弱の小学生へ伝えたいこと、色覚検査の希望制についてなど、多岐にわたる内容について、お話できました。

そのなかで印象的だったことは、CUD友の会に参加している色弱の当事者の意見が、色弱の当事者全体の意見を代表するものではないということです。当然、CUDOの考えを代表するものでもありません。たまたま参加してくれた色弱の当事者の方が、そう思った、そう感じた、そう考えた、ということを紹介いただいているものとご理解いただければよいかと思います。

CUD友の会に参加してくれている色弱の当事者は、どちらかといえば、自身の色弱体験を伝え、正しい色覚感(色覚の知識、イメージなど)を広め、CUDを推進していきたいという考えの強い人たちです。ですので、当然、そういった場に参加されない当事者の方もいらっしゃいますし、別の団体で活動されている方もいます。色覚の多様性とおなじように、色弱の当事者の方それぞれに思うこと、考えることも異なるものだとう点には、気を付ける必要があります。改めて、そのように感じた回でした。

なお、次回のトークテーマに選定したハザードマップについては、最近のCUD友の会のなかで利用している「ふきだしくん」というwebアプリにて、自己紹介を書いてくれた方の投稿のなかに記載されていたものを拝借しました。コメントの記載、ありがとうございました!

・CUD×AIのグループについて(告知)
Facebook内でプライベート(非公開)のグループ(CUD×AI)を立ち上げました。
CUDとAIについて、色々と情報交換したり、おしゃべりしたりする場になれば良いと考えています。
まだ走り始めたばかりなので、徐々に動き始めると思います。
FBのアカウントが必要になってしまいますが、お気軽に参加、発言いただければ幸いです。

・次回予告
2025年6月28日(土)14時からの予定です。いつも通り connpass で募集中です。
https://cud-frinds.connpass.com/event/357581/

ぜひ、みなさんのお住いのハザードマップのURLをメモっておいていただいて、当日に共有してください!
また、皆さんの気になるCUD、色にまつわる話題もメモっておいてください。
カタリ場でおしゃべりしましょう!

・アンケートのお願い
参加された方には、ぜひ、参加者アンケートのご協力をお願いします。

以上です。