2023年9月 開催報告

・ご挨拶
2023年8月19日、第72回 CUD 友の会がZOOMにて開催されました。
今回のテーマは、CUD 的交流会 でした。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。
主催(私)の接続環境が普段と異なっていたこともあり、参加者のみなさんの協力をいただき、
とても助かりました。ありがとうございます。

・自己紹介(これを書いている人)
CUDO 個人賛助会員の tana です。色覚型は、Da(D弱、2型3色覚)です。
CUD 友の会では、毎回の内容の打ち合わせの準備、進行用スライドのマスタ作成などを行なっています。
時々、司会進行などで表に出てきます。

・内容
まず、参加者のみなさんで自己紹介を行いました。
参加者の皆さんの色覚型が、C型、P型、D型と多様な色覚であることもわかり、俄然、交流したくなったように思います。
その後、参加者の皆さんからの質問をきっかけに交流を行いました。

おおきく3つの質問をいただき、参加者のみなさんと話し合いました。

1)ホームページの配色について
人にやさしい色づかいをすすめる会のトップページの右上にあるボタン(会への参加者募集)について、当事者のみなさんがより参加したくなるような文章、目に留まるような配色について話合いました。
参加者のみなさんからは、配色、配置のほか、文章については、色弱当事者だけでなくC型の方にも参加してもらいたいことが分かるような文章がよいのではないかというアイデアもありました。

2)教師に知っておいてほしい色覚の知識
現役の教師、そして、これから教壇に立つ教師の卵なみなさんに、色覚について知っておいてほしいことを話し合いました。いろんなアイデアが出されましたが、もっとも大事なことは、世界の見え方は人によって異なっている(人によって見えている世界が少しずつ違っている)ということでした。そのために、色のシミュレータのようなアプリを用いて色の見分けにくさを体験してもらうなどの方法で、正しい色覚の知識を広めていくことが重要だと改めて感じました。

3)卒業制作について
美術系の大学に通う学生さんから、卒業制作に関する質問(相談?)が寄せられました。
人によって異なる色の境界線(例えば、赤と茶など)がどこにあるかを呈示することで、人によって異なる色の見え方の違いを体験してもらえるようなアート作品をつくりたいとのことでした。それにまつわる参加者のみなさんの経験などを共有いただきました。完成、展示する段階になったら、教えてもらえたら嬉しいですね。

・アンケートのお願い
参加された方には、ぜひ、参加者アンケートのご協力をお願いします。

・次回予告
2023年10月28日(土)の CUD 友の会 は、色覚焼き肉研究会(対面開催) の予定です。
普段の開催とは異なる第4土曜日の開催となります。これは、借りる会場の日程と、少しでも多くの参加者を募集するため、この日時となりました。時間は、14時からです。場所は、東京の飯田橋区民館4階です。
詳しくは、10月の開催案内をご確認ください。

よろしくお願いします。