2023年1月 開催報告

・ご挨拶
2023年1月21日、CUD 友の会がZOOMにて開催されました。
今回は、CUDOの伊賀さんからCUD認証にまつわるお話をいただきました。
参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
2023年も2022年に引き続き、毎月の開催を目標にしています。それに加えて、今まで参加したことがないような方々にも参加してもらえるようなテーマ、内容にしていけるよう準備を進めています。
今年も、よろしくお願いします。

・自己紹介(これを書いている人)
CUDO 個人賛助会員の tana です。色覚型は、Da(D弱、2型3色覚)です。
CUD 友の会では、毎回の内容の打ち合わせの準備、進行用スライドのマスタ作成などを行なっています。
時々、司会進行などで表に出てきます。

・内容
今回は、CUDOの伊賀さんによるCUD認証にまつわるお話でした。

まず、CUDOの設立などの歴史について説明がありました。今回のCUD友の会が初めてという参加者もいらっしゃったので、改めて振り返ることができて良かったです。

次に、CUD認証について、説明していただきました。CUD認証の事業がCUDO設立当初から現在に至るまでどのように変化してきたのか。初めの頃は、申し込み数、認定数も少なかったようですが、徐々に増えてきたという紹介がありました。社会がCUD認証を一つのステータスとして認知するようになったことを物語っているように思えます。

また、どういった方々が認証の作業を行っているのか、作業を行う上で気をつけていることなどを教えていただきました。認証の作業は、現在では、C、P、D、の3種類の色覚タイプの人が複数で作業をされているそうです。昔は、C、P(強、弱)、D(強、弱)の5種類の色覚タイプの人たちで作業をされていたそうです。また、その製品が利用される環境での検証を大事にしたり、1度、不合格になったサービスをそのままにせず、企業と一緒に改善していく作業もあるそうです。本当に地道で大変な作業なのだと思いました。同時に、作業の効率化、検証の方法が洗練されてきたのだなぁ、とも思います。こうした歴史が、将来的に社会のターニングポイントになる予感があります。

時々、テレビのドキュメンタリー番組などで「歴史の証人」という表現が使われます。CUDの歴史に関していえば、こうした事業に関わっている皆が、CUD史のターニングポイントに関わっていた歴史の証人なのかもしれませんね。

・アンケートのお願い
参加された方には、ぜひ、参加者アンケートのご協力をお願いします。

・次回予告
2023年2月18日の CUD 友の会 のテーマは、色弱者の固定概念(都市伝説)を打ち破れ!です。
色弱の人は、焼肉を焼くのが苦手?絵を描くのが苦手?お花見、紅葉が楽しめない?といった娯楽に関する話、消防士になれない?警察官になれない?電車の運転手になれない?といったお仕事の話、飛行機のパイロットは?医者にはなれない?といった固定概念(都市伝説)のようなものがあります。
社会の側にCUD、色覚に関するアップデートが必要な様に、当事者自身(当事者、保護者、家族など)にも色覚に関するアップデートが必要なのではないか、そんな気がします。
みんなで、21世紀、そして、22世紀、23世紀…と続く未来への布石としての色覚感をアップデートしてみませんか?

それでは、次回の CUD 友の会 でお会いしましょう。