2022年4月 開催報告

4月の開催報告です。
インターネットに公開されている画像を利用し、CUD美術館Vol.2(オンライン)を開催しました。
元の画像とシミュレーション画像を共有して、さまざまな色覚の人たちで鑑賞しました。
画像の中にどのような色があるか?あの部分とこの部分の色は同じなのか?などを話しあいました。
元の画像はインターネット上に公開されている画像を使用させて頂きました。

今回は、一般色覚の解説者と色弱当事者のチームで進行しました。多様な色覚を持つメンバーで進行することで、参加者の皆さんのコメントも活発になったのではないかと思います。
鑑賞を進める中で、参加者の皆さんのコメント、感想もいただくことができました。
日常生活の中では、この部分の色とあの部分の色が見分けにくいなどと言葉で表現することも戸惑われるかもしれません。しかし、この美術館では、色弱当事者が多数派の世界です。みんなの見え方が違うんだよ、という前提になって鑑賞しているところがポイントだと思います。

お互いの見え方の違いを確認できたのではないかと考えています。
こういった機会は希少なのでは?と感じています。オンラインならでは、かも知れませんね。
参加されたみなさんにも、見え方の多様性を感じてもらえたら嬉しいです。
次回の CUD 美術館 が開催される際にも、ご参加いただければ幸いです。

新型コロナが落ち着いたら、実際に美術館にお出かけできるといいですね。

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